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モラハラ夫との別居後、転園先での不安定な子どもの様子
新しい保育園の入園
子どもは入園初日から、新しい保育園に嫌がる事なくスムーズに通ってくれました。給食やお昼寝など、1日のスケジュールもきちんとこなす事ができたそうです。
以前の保育園は、約4年間お世話になっていたので、子どもからしたら家族同然の環境でした。急に先生も友達も、環境も変わってしまう事が、子どもにとって精神的にどうなんだろうとすごく心配でしたが、きちんと切り替えてくれました。
私も最初は園の仕組みに慣れるのに戸惑いがありましたが、元気に通ってくれる我が子を見て救われていました。
転園を理解できない子どもの疑問
しかし、子どもは転園したという事は理解できていないので、たまにこんな事も言いました。
「どうして〇〇ちゃんと〇〇くんはいないの?どうしてボクはこの保育園なの?
〇〇先生はいないの?」
と、以前の保育園で仲の良かったお友達の名前や、大好きだった先生がいない事を疑問に思っていたようです。
私は、
「〇〇はね(子どもの名前です)、お兄ちゃんになるから今度からこの保育園になったの。みんな、お兄ちゃんお姉ちゃんになると保育園が変わるんだよ。だから、これからはここの保育園に行こうね。」
と、こんな事しか言えませんでした。
子どもは、
「ふーん、そうなんだ。」
と、少し寂しそうでしたが、特にそれを引きずる事もなくそれからはそのような質問も無くなりました。
私が言った説明が、果たして良かった事なのかはわかりませんが、この時はこんな理由しか思いつきませんでした。
我慢して頑張っている不安定な子どもの気持ち
転園してからしばらくして、2度ほど先生から注意を受けた事がありました。
お迎えに行くと、子どもが落ち込んだ様子で元気が無かったのです。先生に聞くと、子どもが作っていたブロックをお友達が誤って壊してしまい、それに腹が立ったようで、側にあったおもちゃをお友達に投げつけてしまったのです。それに対して先生はかなり怒ってくれたらしく、それで気持ちが沈んでいたようです。
しかし、違う日にも同じような事があり、その時はお友達のほっぺをきつくつねってしまいました。お友達のほっぺはかなり赤くなっていたので、そうとう痛かったんだと思いました。その時も先生は叱り、子どもは泣いたそうです。
前からそんなに荒々しく無かったですし、お友達に手を挙げるほどの事はした事がなかったので、聞いた時はすごくびっくりしました。もちろん、この2回に関しては、帰宅後私からもきちんと注意して、子どもは理解してくれたようでした。それからは保育園でそのような事はありませんでした。
もしかしたら、心のどこかでは言葉で言い表せない寂しさや辛さ、環境の変化で葛藤があるのかなと思いました。一概にそうとは言えませんし、ただ単におもちゃを壊された事が嫌だっただけかもしれません。しかし、今までがそうではなかったので、そのようにも思えてしまいました。
子どもは小さいながらにたくさん我慢して頑張っているんだという事を再確認しましたし、今まで以上に子どものメンタルを察しながら、より愛情を注いで育てていかなければと感じました。
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