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モラハラ夫との離婚保留の報告

義母(モラハラ夫の母親)の反応

元主人からの謝罪を受けて、今回は離婚を保留にしました。まず、その事を義母に伝えました。義母は、「良かった良かった〜!」と、なんなく普通に喜んでくれていました。
元主人の家は何事も軽視する家庭なので、そうなるとは予想ついていたのですが、問題は私の両親の方でした。

私の両親は、親として真剣に話を聞いてくれていました。さらに、元主人の方の家柄や、元主人のタトゥーの事も全て含めて合わないから、離婚したって当たり前だと、子どもに悪影響が出ると、両親と話し合い私も合意していました。

この離婚保留に関して、簡単に納得するはずがないのはわかっていました。
しかしこの時の私は、元主人があそこまで謝罪してきたのだから、もう一度チャンスを与えて欲しいと、その一心でした。

父の反応

かなり緊張しましたが、私は父に電話をしました。父はなにくわぬ声で、
「どうした?」
と言いました。

私は、離婚保留の旨を詳しく伝えました。すると父は、
「うーん・・・俺は良いよとは言えないな。その決断は良いとは言えない。」
と言いました。やっぱり・・と予想通りではありましたし、簡単に納得する訳がありませんでした。私は、それでも説得に掛かりました。

「お父さんがそう思う気持ちもわかるし、実家に住まわせてもらう事も承諾してくれて、せっかくこれから動き出していこうって時だったのに、ごめんなさい。だけど、むこうがあんなに自分から謝ってきて非を認めたのは初めてなの。
もう一回信じたいの。今ならもう一度家族としてやり直せると思うの。だから、本当に勝手なんだけど、やり直すことを許して欲しいんだ・・。」
と言いました。

父は、
「お前何にもわかってないよ!あんな家庭環境で育った男だぞ?1番お前がよくわかってるんじゃないのか?1番苦しむのはお前なんだぞ?謝ったって言ってるけど、俺は信用ならないね。タトゥーも俺は許せない!あいつはヤクザなのか?普通じゃ入れないだろう!全てがあの家はおかしいんだぞ?!一時の感情に流されてるなら考え直せ。」
と、声を荒げて言いました。

父の思いがこれでもかというほど伝わってきましたが、それでも元主人を信じていたので、
「お父さんごめんね。それでも私、あの人の事もう一度信じたいの。あんな姿初めて見たの。もう一度様子を見て確かめたいの。本当にごめんなさい・・・。」
と、精一杯言いました。

父は、
「納得できないけどな・・まぁ親がなんて言おうと後はお前の人生だからな。結局決めるのはお前なんだけどさ。どっちにしても、俺は認める事は出来ない。でも、お前がそれでももう一回やってみるって言うならやってみろ。ただな、本当に次はないからな。離婚も保留って事だからな。それはあいつによく釘刺しとけよ。」
と、認めはしませんでしたが、私の思いはくみ取ってくれました。
娘を大事に思うからこそ、叱咤してくれた父でした。

両親の愛情を無駄にしないために…

父と電話をしたあと、母とはメールで連絡を取り合っていました。
母も父と同意見でしたが、母はやはり女なので、私の気持ちも少しは理解してくれていました。あとは彼を信用するしかないねと、元主人の行い次第で様子を見なさいと言われました。

そして母は、その後の父の様子を教えてくれました。
父は、娘が離婚をする事に喜んでいた訳ではありませんが、内心は孫を連れて戻ってくるのを待っていたそうです。

距離が遠すぎていたので、なかなか頻繁に会う事はできないままでした。
ですので、実家の周りで遊ぶ近所のおじいちゃんと孫の姿を見ては、いつもため息をついていたそうです。
それが今度は孫といつでも触れ合えると、なかば楽しみにしていたところ、離婚保留になってしまったので、また寂しがってるよと言っていました。

私は、娘の離婚で世間体を気にしない、むしろ戻ってくる事を心待ちにしてくれていたのいた父の優しさと愛情に、とても感動しました。
その思いを無駄にさせない為にも、私は私の選んだ道を絶対に後悔しないと決めていました。

本当、父の言う通りにしておけば良かったのです。

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