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引っ越し時に見た元主人の二面性

引っ越し当日

物件契約から2ヶ月が過ぎ、やっと引っ越し当日になりました。引っ越しは元主人の友人らが軽トラを運転し、引っ越し作業を手伝ってくれました。私は子どもと犬と一緒に先回りし、子どもは保育園に預けて新居で掃除や、運んできた物の荷解きをしていました。

私も含め、素人達が引っ越し作業をしたので半日ほどかかり、終わった頃にはすっかり夜でした。

この日は出前を取ったり、元主人の友人らも一生懸命手伝ってくれたので、お酒を調達したり、既製の物でのおもてなしになりましたが、お礼を言い食事をしてもらいました。

私への態度とは違う…友人の前では良い顔をするモラハラ夫

前から思っていたのですが、元主人は友人らの前だとものすごくテンションが高く、話も饒舌で、普段私といる時とは大違いでした。

この日も、引っ越しで疲れているのにも関わらず、笑ったり話が絶えなかったりと別人でした。しかも、私に対しても、話し方も接し方も、とても気配りが出来て優しいのです。まるで交際時最初の時のように変わります。

以前、お酒の事で「飲む女は嫌いだ」と言われ、一悶着ありました。それから元主人の前では一切飲まなかったのですが、友人らがいる前だと、
「お前何飲む?チューハイ?何味が良い?」
と元主人自らお酒を進めたりと、意味のわからない行動をとるのです。

もちろん元主人はアルコールが苦手なので、ソフトドリンクです。
私は、「だってこれ飲んだら別れるんじゃなかったっけ・・・?生理的に受け付けないんじゃなかった・・?」と心の中で混乱しながら思いつつ、「でも進めてきたのはむこうだし、飲める時は飲んでおこう。友人らも聞いてるし、証人はいる!」と、元主人の気が変わらないうちに、顔色を伺いつつ飲みました。

普段はこんな事を言う訳ないのですが、友人の前では良い自分を見せたいのか、これもモラハラの特徴の1つだったなと思います。

元主人(モラハラ夫)の昔

友人らがほろ酔いになり始めた頃、ある1人が、
「いや〜でも本当、奥さんと結婚してからこいつめちゃくちゃ丸くなったからね!昔なんてそうとう言い方も荒っぽくて、冷たい目しかしない奴だったから大変で大変で!奥さんと付き合い始めの頃なんかのろけてばっかりで、前はそんな奴じゃなかったんでびっくりしてるんですよ。本当感謝してますよー!」
と言いました。元主人は照れながら
「そんなことねーよ!」
と笑いながら突っ込んでいました。

この時の私はそれを聞いて、「あぁ、普段のあの感じでも落ち着いた方なんだ。」と安堵し、自分が元主人を良い方向に変えたんだと変な自信に溢れ、妻として褒められたような感じがして、とても嬉しかったのです。

友人も、何も気付いてないだけでした。

友人が帰った後は、すぐにモラハラ夫に逆戻り

終始賑やかに飲み食いし、キリの良い所で友人らが帰りました。私は久しぶりに飲んだので、少し酔っていました。その酔いに任せて、部屋のレイアウトの事や、買い足す家具や雑貨類の相談などをしました。あのテンションなら聞いてくれると思ったのです。

すると元主人は、
「あぁ、どうしようねぇ。」
と言ってから、携帯のゲームをしてしまい何も言いませんでした。
「ねぇ!聞いてる?」
と聞き返すと、
「好きに買えば良いじゃん。センチ測っとけば店行きゃなんとかなんだろ。」
とまた投げやりに言われ、
「そうだね。じゃあ、もう寝るね。」
と、また会話を諦めました。

「さっきのテンションは一体何だったんだろう。私をなんだと思っているんだろう。」と疑問しか浮かばず、子どもが寝てる横で寂しい気持ちを抑え、就寝しました。

友人に対しても外面を良くし、二面性がある事は間違いありませんでした。

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