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モラハラ夫との離婚相談…行政書士との面談の日

2日目、行政書士と面談

滞在2日目は行政書士との面談の日でした。場所は某カフェで待ち合わせをしました。
今回の行政書士は初回相談時間無制限で6000円でした。
お会いし、いざ話してみると、電話の時と同じように優しい口調でした。

離婚を決意したまでの経緯を、時系列でノートに記していたので、そちらをまず見て頂きました。やはり、その行政書士も元主人はモラハラだと断言しました。そして、今まで我慢して耐えてきた事を称えてくれました。

私は、今までの辛さや、我慢してきた事、理不尽だった事、相手の家庭環境の事、前の日の自宅に行った時の家の様子や、そこから憶測される元主人の今の気持ちを伝えました。

今回は私の気持ちが揺れていなく、離婚の意思が固まっていたので、どうすればスムーズに離婚をできるのかを中心に相談しました。

モラハラ夫との協議離婚は非常に厄介

行政書士いわく、モラハラ夫との協議離婚は非常に厄介だということを教わりました。

基本的に1度怒り出すと、一般論が通用しない相手なので、いくらこちらが協議離婚をしようと思っても話が全く進まないケースが多いと知りました。その為、時間も精神的にも、ものすごく労力がかかる可能性があると言われました。

行政書士は、その場その場で相手方にどういう対応をしていけば良いかのアドバイスと、離婚申立書や離婚協議書の作成を、依頼者に代わって行ってくれる役割です。

そして、行政書士は弁護士とは違い、直接相手方と接触はしなく、第三者として間に入る事は出来ません。間接的に関わる事しか出来ないので、協議離婚を進めるのは基本的に自分がやらなければいけないという事も教えて頂きました。

この事から、元主人からしたら行政書士相手ではなく、あくまでやりとりは私です。元主人は私を見下し、支配下に置いています。

行政書士が作成した申立書を送ろうが、離婚するにあたっての要求をしようが、送り主は私になっているので、きちんと話し合って承諾する可能性があるかないかで言えば、モラハラタイプの相手はスムーズに承諾しにくいという事でした。

モラハラ夫に対抗するには、やはり弁護士への依頼が必要?

元主人がスムーズに離婚の要求をのみやすい方法としては、弁護士への依頼でした。
モラハラは、自分よりも目上の立場の人間だと頭が上がらないので、そこまでしのごの言わずにあっさり認める傾向がある事も教えて頂きました。

弁護士は依頼者と相手方の間に入って交渉していく事が可能なので、依頼者の離婚までの精神的な苦痛と労力はかなり軽減されるとの事でした。万が一相手方から嫌がらせのような連絡が来ても、無視して構わないですし、それも随時弁護士に伝えて任せられます。

全て弁護士に丸投げできるという事でした。
しかし、着手金や成功報酬など、弁護士にお支払いする費用がものすごく高いため、躊躇される方も多いと聞きました。

モラハラ夫との離婚を行政書士へ依頼するか、弁護士へ依頼するか

行政書士からのアドバイスを受け、これから協議離婚を進めるにあたって、行政書士へ依頼するか、弁護士へ依頼するか、どの選択肢でいくかを聞かれました。

私は、弁護士に依頼した方が良いことは重々承知でしたが、やはりそこまで費用を掛けることが出来ないと頭から思っていたので、この時は迷わず行政書士に依頼する方向で決めました。

行政書士はそれを快く受け入れてくれ、今後の協議離婚の進め方を考えてくれました。

協議離婚の進め方、行政書士のアドバイス

まず私は話し合いでの離婚、協議離婚でいきたい方針を伝えました。
行政書士からは、相手方に要求したい内容を全て挙げるように言われました。

私の要求として親権、養育費、慰謝料、財産分与、父から借りた自動車免許代の返済、別居中の生活費、引っ越し費用、離婚の為に掛かった諸経費を要求を提示しました。

これだけの物が本当に取れるのだろうかと不安に思っていましたが、最初から少ない要求をしてしまうと、相手方がごねた時に、相手方の要求も寄り添いながら話し合いをしていかなければ進まないので、最終的に何も残らなくなる可能性があるとアドバイスを受けました。

なので、「これだけ譲歩しましたよ」と理由付けする為にも、最初は多くの要求を提示した方が良いとの事でした。もちろん、一発で要求を呑んでくれればそれに越したことはありませんので、行政書士のアドバイスの通りにしました。
そこからは、要求内容をもっと掘り下げ、各要求の支払い方法(一括なのか、分割か)、期間はいつまでか、振込先はどうするかなどを決めていきました。

ここまでおよその要求が揃ったところで、あとは行政書士がこの案件を持ち帰り、離婚申立書の作成に取り掛かるとの事で、面談は終わりました。
私の心情的な話も含め、約3時間みっちり聞いて頂きました。その後は、メールや電話で随時やりとりをしながら進めていきましょうとの事でした。

この時の私は、藁にもすがる思いでした。なんとかこの行政書士にお任せして、自分でやれる事はやろうと思いました。
ここから、モラハラ夫との戦いが始まるのです。

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