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モラハラ夫の多くは世間での評判がいい

モラハラで苦しんだという経験を持つ女性は意外と多いものです。社会的には地位もあり、誰からも「優しくていい人」と尊敬されているのに一歩外から戻ると陰湿なモラハラ夫に変身する、そんな男性は少なくありません。

こういった男性は乳幼児期に育った環境が影を引きずっている可能性が多いといわれています。両親の愛情を十分に受けて育たなかった、あるいは極度な過保護で自分のやりたいことを自由にやらせてもらえなかったといった経験が人格障害の原因となり、モラルハラスメントの加害者となったケースが非常に多いのです。

こういった人は一種の精神的な病気を患っており、社会とのバランスを崩さないようにするために家庭内で妻に残酷な仕打ちをする傾向があるので、必要以上に傷つけられる前に離婚してしまうのが得策です。

いつまでも夫の精神的虐待を堪えていたのではこちらの方も神経症などの病気になりかねません。ひっきりなしにも「バカ」「ドジ」「クズ」と言われ続け、理由もなくご飯を一緒に食べないなどの陰湿な仕打ちを受けていればそのうちにあなたの人格が崩壊してしまいます。

女性センターやモラハラに強い弁護士に相談するのもおすすめ

モラハラ夫は面と向かって「離婚したい」と言ってもまず応じてくれないでしょう。あるいは一旦は応じても、「お願いだから離婚だけはしないでくれ。悪いところがあったら直すから」などと泣きついてくることもあります。

情にほだされて離婚をやめようとするとまた精神的な虐待が始まって元の木阿弥ということにもなりかねません。ですから離婚を決意したのなら、モラハラに強い弁護士に相談をして離婚裁判にまで持っていってもらうことが大切です。

弁護士の中には企業間のトラブルなど他の分野に特化していてモラハラには詳しくない事務所もあるので、必ずモラハラに強い弁護士を選ぶようにします。モラハラに強い弁護士は慰謝料の請求などにも慣れているので、うまくいけば慰謝料を受け取ることもできるかもしれません。

どんな弁護士事務所に相談したらいいかわからない、あるいは離婚が成立するまでとりあえず別居をしたいけれど子どもを抱えて途方に暮れているというのであれば、「女性センター」に相談を持ちかけてみることをおすすめします。女性センターの中には配偶者暴力相談支援センターに指定されたところもありますので、的確なアドバイスを受けられます。

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