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モラハラ夫との結婚…婚姻届提出と両家の顔合わせ

モラハラ夫とついに結婚…

やっと役所で婚姻届を持ってくることが出来、お互い記入しました。証人欄は私は友人に、元主人は義母に頼むことにしましたので、記入してもらってからの提出になりました。

これを出したら苗字が変わるんだ・・・と心は浮かれ、早く役所に出したくてたまりませんでした。そして顔合わせの日程もこれから3週間後になり、場所も決まり、私の両親にも伝え、やっと結婚に向けて動き出しました。

数日してから友人にも義母にも記入してもらえ、晴れて役所に提出する事が出来ました。その後、私の公的書類の名前を変え、私は苗字が変わりました。帰宅途中、なんだか顔がニヤけていました。それくらい嬉しくて幸せな気持ちだったのです。

手続きが済んだ事を元主人にメールしました。さすがに入籍は人間味のある言葉が返ってくるだろうと期待を持ちつつ送りました。が、やはり、
「わかった!」だけでした。なんとも言えない寂しさがこみ上げます。

一難去ってまた一難、しかしこの一難はこれから先もずっと続く難解な問題でした。

義父母と両親の顔合わせ

父と母が初めて我が家に来ました。元主人とは交際時に一度挨拶に実家へ行ったきりでした。両親は3泊4日の滞在となり、来た初日に顔合わせ、次の日は一緒に観光をし、私の両親からの結婚祝いとの事で、フォトウェディングの撮影をする事になっていました。とても楽しみでした。

早速元主人が予約した、顔合わせ場所に向かいました。私の希望通りの個室の小料理屋でした。義父母も到着し、両家が初めて揃いました。ここで仕切るのは普通夫なはずなんですが、元主人は口を開こうとしません。ただ座っているだけでした。

見兼ねて私が、
「父の○○と、母の○○です。」と紹介しました。そして元主人に目配せをして、やっと気付いたかのように元主人も両親を紹介しました。乾杯までに、夫から一言あるのも普通だと思うのですが、知ってか知らずかまた何も言いません。

すると義父が、
「まぁまぁ堅苦しいのは性に合わないんで、気楽にやりましょうよ。何頼みます?」とタバコの箱をテーブルに置きながら言いました。元主人は気付いてません。
いやいや、私妊娠してるし、両親はタバコ嫌いなんですけど・・・とハラハラしながら見ていました。

すると義母が気付き、
「ちょっと、赤ちゃんお腹にいるんだから吸える訳ないでしょ!」と一喝し、義父は「あ、あぁ・・・」とタバコを下げていました。私の両親は苦笑いするしかありませんでした。元主人がオーダーを取り、ドリンク類が来ました。

私の父が、
「じゃあ、乾杯としますか。じゃあ○○君、一言お願いしていいかな?」さすがに言いました。元主人は驚いて
「はい!!」と言いましたが、表情は「そんなの聞いてねーよ」というような焦り具合でした。それを見て私もハラハラしました。

今思うと、本当に一般常識がなかったんだなと恥ずかしく思います。拙い言葉ではありましたが、挨拶も終わり、顔合わせが始まりました。

モラハラ夫の家族には常識は通用しない

序盤から気になっていたのですが、元主人には弟がいます。その弟が来ていなかったのです。義母に聞いてみたところ、「あの子にも伝えたんだけど、なんだか仕事で行けないとかで、俺はいいよっていうから、じゃあ来なくてもいいよって言ったのよ!結婚式じゃないしね?」とまたまたあっけらかんと言いました。

私は心の中で、
「来なくてもいいよ?結婚式じゃないからいい?うちの両親は遠い所からわざわざ来たのに。両家の家族を紹介する大事な日なんですけど。年に何回も来れない距離で、両家の家族同士会えるかもわからないのに、この顔合わせをどう思ってるの?」と思ってしまいました。

次いで元主人が、
「あいつ仕事ほとんど休めないもんな?」と来れないのは当たり前かのように言いました。いやいや、貴方がもっと来るように言わなきゃダメでしょう。メンツって物は貴方にないのか!とイラっとしてしまいました。結婚式も未定なので、やれるかわからないからこそ今日という日が大事なのです。

始まりから全てが通じ合っていないのは確かでした。
この日は2時間で終わり、両親同士はなんとか雑談に花も咲き、お開きとなりました。私は、なんだかハラハラしっぱなしの2時間でした。そして、元主人にはもっとしっかりして欲しい・・・と思いましたが、この時の私は元主人にかなり気を使っていたのでそんな事も言えず、また我慢をしていました。

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