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モラハラがひどければ離婚を考えるべき

モラハラの問題点は加害者が一見「非常にいい人に見える・いい人だと他人から思われている」ということです。このため、恋人同士で付き合っていたときは相手がモラハラ夫になるなど想像もできなくて結婚してしまったというパターンが多いのです。

結婚してすぐに夫が豹変し、「バカ」「クズ」「ダメなやつ」などと毎日連発されたり、一緒に食事を摂らないなどの行動に出たらできるだけ早く心理カウンセラーなどに相談することが大切です。

モラハラというのはそのまま堪えていても状況が改善することはほとんどありません。精神的に虐待する度合いがひどくなってきたら離婚するか訴えるも考えた方がいいでしょう。

何年もモラハラの被害に遭っていると神経症やうつ病になるばかりではなく、最終的には人格が崩壊してしまいます。経済状態の許す限り、早めに別居などをして離婚裁判に持ち込み、訴えるのが得策です。

慰謝料をもらえるケースが多い

夫婦とは言えども精神的に虐待を受けた場合には夫を訴えることもできます。慰謝料をもらえる可能性もありますが、これは弁護士を立てないと難しいでしょう。モラハラを専門に扱っている弁護士事務所を探して相談をしてみるといいですね。

子どもを連れて別居しているような場合には「婚姻費用分担請求」をすることもできます。慰謝料に関してはモラハラの場合、数十万円から300万円程度が相場と言われています。

モラハラによって精神疾患になった場合、婚姻期間が長い場合、あるいは請求者の年齢が高い場合や子どもがいる場合には訴えることによって慰謝料を多くもらえる可能性が高くなります。モラハラ行為の回数が多い場合も慰謝料に加算されますので、どんな被害を受けたかを日記や録音などで記録しておくことも大切です。

モラハラ慰謝料を請求する方法には「話し合い」「内容証明郵便等による慰謝料請求」「調停での慰謝料請求」「裁判での慰謝料請求」の4通りがあります。モラハラ夫の場合、面と向かって離婚と慰謝料の話を切り出せばまた陰湿な仕打ちを受けることがわかりきっていますので、電話やメール、LINEなどを使うことをおすすめします。

メールやLINEなどの手段であれば証拠も残りますので安心です。また内容証明郵便等によって請求しても無視されることも多くあり、モラハラの場合は裁判まで持ち込まれるケースが非常に多いようです。

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