スポンサーリンク

今までの不満、思いを全て吐き出した夫婦会議

モラハラ夫へ、ついに離婚したい意思を表明

離婚協議書作成も終盤に差し掛かっていた頃でした。まさかの元主人からアクションを仕掛けてきたのです。

その日も、突然帰宅してきた時の事でした。私は、いつも通り存在を無視してリビングにいました。すると元主人が、
「ねぇ、ちょっといい?」
と、私に話しかけてきました。私は目を合わさず、
「何?」
と答えました。

元主人は、
「これからどうしたい?このまま別居で良いならそうするけど。」
と言われました。これのどこが別居なんだよ!と腹が立ちましたし、未だに上から物を言うその態度に嫌気がさしました。

私は、
「はっきり言ってもう無理。」
と言いました。元主人は、
「無理ってどういう事?」
と聞いてきたので、
「こんなの別居じゃないじゃん。何都合良く帰って来てるの?洗濯自分でやりなよ。そういう身勝手な行動も、もう我慢出来ないから。私は離婚したい。今それを進めるために行政書士に依頼して色々やってもらってる最中だから。」
と離婚協議書が出来る前でしたが、言ってしまいました。

元主人は、
「うん・・そっか・・・」
と、かなりびっくりした様子で激しく落ち込んだ顔をしていました。そんな顔をするのが意外過ぎて予想外でした。

吐き出した全ての思い、モラハラ夫からの謝罪の言葉

私は、
「そっちももう離婚したいでしょ?1人でいる方がせいせいするって言ってたもんね。私も子どもも必要ないんだもんね。自由に生活していけば良いんじゃない?」
と更に突き離しました。すると、
「いや、俺は離婚はしたくない。」
と弱々しい声で言いました。あぁ、別居は本当に突発的に言った事なのねと確信が持てました。

私は、
「私はこんなよくわからない別居続けるくらいなら離婚したい。別に今回の事だけじゃない。前から私がどれだけ我慢してきたかわかる?交際時のお酒の揉め事から始まって、妊娠中にデブだのトドだの言われて、なんの労りもなくて、家出してしまったけどそこからなんの話し合いも無くて、むしろ逆ギレで。妊娠中1つも良い思い出なんてない。お義父さんの借金もそう。それだけでも本当にあり得ない事なのに、私に対して謝りもないし、いつも私を見下して横柄な態度ばかりだったよね。何かあれば私のせいで逆ギレだし。私の事も名前でも呼ばないし、ありがとうもごめんも言えないし、おはよう、おやすみもない。話しかければ一言で返されたり、無視されたりなんなの?私はいつも顔色伺って生活してたよ。感情が全く伝わらないから、怒ってるのか何考えてるのかわからなくて、すごく居心地悪かった。家にいて私達どれだけ話してるんだろうね。24時間の中で3分も話してないよね。私達の結婚生活3年間って一体何だったんだろうね。」
と、今までの思いを全て吐き出しました。冷静に話しましたが、終盤は涙が出てきていました。

元主人はそれを聞いて、
「いや、そんな思いをしながら生活してるとはわからなかった。俺自身何にも考えなしで軽い気持ちで色々言ってしまってたからわからなかった。最近は仕事がハード過ぎていっぱいっぱいだったから、当たった時も確かにあった。あと、これは前に友達から言われた事だけど、俺の態度が最近上から過ぎて直せよって真面目に言われた。多分それが家に帰っても出てしまっていたんだと思う。」
と静かに言っていました。

私は、
「うん、そう思ってるならその時に謝ればいいじゃん。なんで謝れないの?あたしがいつも折れてるから甘えてるの?
それとね、その友達から言われた態度、お義母さんにも弟にもそうだからね。みんなに対してそうなの。そんなんじゃみんな離れてくよ?家族だから何しても良いって訳じゃないから。」と言いました。

元主人は、
「うん、本当にごめん。」
と言いました。もうこの際だから全部言ってしまおうと思いました。

モラハラ夫との子育てに対する考え方の食い違い

私達の考え方の違いはまだありました。私は、
「子どもの事に関してもそう。子どもの将来の事話した時に、2人目はいらないだとか、子ども部屋はいらないだとか、自動車免許は親が支払うものじゃないだとか言ってるけど、それ全部自分がそうしてきた事だよね?2人目はいらないは違うけど、そんな頭ごなしに言わなくて良いよね?生活費はキツイけど、いつか欲しいねって話をしてるだけじゃん。すごくショックだった。その他の事に関しては、私はどれも必要で大事な事だと思う。お義母さんだって、お義父さんのあんな借金がなければそうしてあげたかったって言ってたよ?失礼な事いうけど、借金のせいでお金が無くて、そのしわ寄せが子どもにいくなんて生活、普通じゃ無いからね?自分の考えが当たり前だと思わないで。ちゃんと寄り添わないと夫婦としてやっていけないって。」
と言いました。

そう、実は子育てに関しても、元主人と私は意見が食い違っていた面が多々あったのです。いつも揉めてしまうので、最終的には流して終わらせていました。

それを聞いて元主人は、
「子どもの事に関しても、これからは子どもの事を1番に考えてなんでも決めていきたいと思ってる。2人目も、別にいらないとは思ってない。ただ今は生活的に苦しいから、将来できるなら兄弟はいた方が良いと思ってる。今まで自分の考えばかり押し通していた事、本当にごめん。」
と言いました。

元主人(モラハラ夫)への期待とやり直せる見込み

今までここまで掘り下げて、きちんと話し合った事があっただろうかと思うくらい、元主人は今までの事を改めて、考え直していました。本当に離婚したくなかったんだと思います。そんな元主人を見て私は、まだ離婚の決断を出すのは早いのか、まだこの人に見込みはあるのかなとかすかな期待が生まれ始め、まだやり直しきくのかなと思い始めていました。

スポンサーリンク