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離婚を突きつけてきたモラハラ夫との別居当日まで

実家両親の救いの手

元主人から離婚を突きつけられ、色々な思いで頭がパニックになりました。私は実家の母に、「北海道に帰れよ、離婚しよって言われた」と、メールを送りました。すると、すぐに母から電話が来ました。母は、
「どういう事・・・?」
と、言いました。

私は泣きじゃくりながら、元主人がタトゥーを追加したいと言ってきた事、私はそれを反対した事、しかし受け入れてもらえなくて、結局離婚を突きつけられた事を説明しました。

母はそれを聞いて、
「なんてくだらない事・・・あんたが今どういう状態かわかってるでしょうに・・・ちょっと待ってね。お父さんにも説明するから、また折り返しかけるからね!」
と言い、一旦電話を切りました。

数分してから母から電話が来ました。母は、
「今ね、お父さんに替わるからね。」
と、父に替わりました。

父は、
「お母さんから聞いたけど、お前はどうしたいんだ。そんなくだらないタトゥーの事でお前に対して離婚だとか言う男だぞ。ましてやこれから2人目が産まれるって時に・・俺は、もう見切りつけなきゃいけないと思うぞ。前お世話になった行政書士に連絡とってみたらどうだ?このままじゃ過ごせないだろう。」
と、言いました。

私はこの時、頭が呆然としていて、なんて答えて良いかわからず、黙ったままになってしまいました。返事がない事に対して父は、受話器の向こうで何か言っていましたが、全然頭に入ってきませんでした。

すると母が急に替わって、
「あんた、一回帰ってくるかい?そんな状態でそんな所にいれないでしょう!
もう帰ってきなさい!」
と、言ってくれました。私はその言葉になぜか涙が溢れ出し、
「帰るーーーー!」
と、泣き叫ぶように言いました。

母は、
「わかった。じゃあ飛行機の予約取れ次第、日程が決まったら連絡ちょうだいね。2人分の用意できる?大丈夫かい?
あんたの体調が本当に心配だよ・・・。仕事の方はお腹の子の事で理由つけて、お休みもらいなさいよ。また連絡まってるからね。詳しい話はこっちに来てから話そうね。」
と言い、電話を切りました。

丁度、お昼寝をしていた息子が起きてきて、私の元に来ました。私は息子に、
「おはよ。じぃじとばぁばの所に行こう?」
と言いました。すると子どもは、
「じぃじとばぁばのとこにいくの?!
やったー!いくー!」
と何も知らない息子は笑顔で答えました。

子どもを連れていよいよ別居

私は、まだ頭がパニックでしたが、とにかく無我夢中で準備を進めていました。まず、飛行機の予約を取りました。この時期はまだ妊娠初期だったので、飛行機に乗る事はあまり良くないとわかっていましたが、そうも言ってられない状況でした。

自宅にいる方が体調に良くないと思いました。飛行機は、翌日の便が空いていたので、すぐに帰る事にしました。更に、自宅にいたくなかったので、その日の宿泊先も探して予約を取りました。

それから、私と子ども分の荷物を持っていけるだけキャリーケースに詰めました。
職場にも電話をし、大変申し訳ない思いでしたが、出血をしてしまったので入院になってしまったとの理由で、翌日から当分の間はお休みをもらえました。
保育園にも連絡し、忌引きという理由で当分お休みしますと伝えました。

ベランダには洗濯物が干してあったので、それを取り込み、自分と子どもの分だけを畳んでキャリーケースに詰めました。元主人の分は取り込んだまま、乱雑にその辺に置いておきました。

なんとか準備ができたところで、ホテルのチェックインの時間も近づいてきました。通帳、印鑑、微々たる貯金も持って、子どもを連れて家を出る事にしました。
こうして、別居生活が始まりました。

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