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モラハラ夫のWワークスタート…里帰り出産①
私は実家へ、元主人(モラハラ夫)はWワークの生活へ
バイク購入後も特に問題なく生活を送り、あっという間に里帰り出産の為、実家へ旅立つ日が来ました。私の仕事は、この月を以て退社しました。
元主人の給与だけでは暮らしていけないので、この頃から元主人は仕事を掛け持ちする事になり、昼間は本業のアパレル、深夜はコンビニのバイトをする事になりました。
元主人と離れての生活は半年を予定していました。そんなに長く離れて暮らさなければならなかった理由が、産まれる月と、元主人の仕事の事でした。
子どもへの思いの淡白さ
長男の出産は11月でした。そこから1ヶ月は私の体調の面で身動きが取れない為、帰る事が出来ません。12月はクリスマスに年末セール、1月はお正月セールでアパレル業が1番繁忙期となるので、まとまった休日を取る事が出来なく、元主人が私と子どもを迎えに実家へ行く事が難しかったのです。
2月になれば落ち着くので、止む無く半年間離れて暮らす事を決めました。私的には初産だったので不安でしたし、元主人に父としての自覚を持ってもらう為にも、立ち会い出産を望んでいました。
11月はむこうの仕事も閑散期なので、一度それについて話し合った事があるのですが、元主人からは
「出産日はあくまで予定日だろ?確実にいつ産まれるのかもわかんないし、その為に何日もまとめて休みもらう事なんて出来ないから無理。」とあっさり否定され、その時の私は
「そっか、そうだよね、仕事だもん無理言えないよね。」
と引き下がってしまいました。
もう元主人にあれこれ説得したりするのが怖くて、精神的に疲れる事をしたくなかったので、腑に落ちませんでしたが言い返せませんでした。なので、出産当日は元主人はいませんでしたし、陣痛の私の様子も見ていません。子どもが産まれる瞬間の感動など知りません。支えてくれたのは、他でもない私の両親でした。
元主人は初めての出産なのにドライ過ぎでした。確かにできちゃった婚で計画的に作った子どもではないけど、胎児に関しては無関心過ぎでした。健診のエコー写真を見せても「ふーん」で終わっていましたし、新生児というものを知らずに、長男とは生後3ヶ月で対面しました。
今考えると初産とは思えないとても寂しい出産だったなと思います。この父としての自覚の無さはこの時だけで無く、それからもずっと続く事でした。
そしてそれが、結果として離婚に至るきっかけとなるのです。あからさまには出さなくても、元主人は結局自分が1番で自己中心的な人間だったのです。
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