スポンサーリンク

弁護士、お金、悔しさと葛藤の末に、自分で調停を申し立てることに

モラハラ夫から届いた離婚届

2人目の弁護士も依頼を受けてくれず、落ち込みながら帰宅すると、元主人から封書が届いてました。

中を開けると、離婚届と、切手をわざわざ貼った返信用封筒が入っていました。離婚届には、主人が書ける欄は所々記入してありましたが、なんとも中途半端な記入の仕方でした。

送られてきた離婚届ですら、中途半端世間知らずな軽い気持ちが滲み出ていました。そして、親権は空白のままでした。ということは、親権は私として記入しても問題ないと思いました。

私は、送られてきた離婚届を両親に見せました。そして、今後どのようにしてむこうから取れるものは取るのかを家族で話し合いました。

葛藤の末、弁護士への依頼を諦めることに

両親も私も、最初は弁護士を雇ってあとはお任せして、取れるものは全て取ってやる!くらいの意気込みでいました。

しかし現実は、弁護士費用は半端ではない額が掛かってしまう、その割にむこうから取れる額はほとんどない。そこまでお金をかける価値がある離婚なのかという所に、両親は着目し始めていました。

泣き寝入りする訳ではないが、2人目の弁護士のアドバイス通りにしていった方が、費用も掛けずに早く解決するのではないかと言われました。私もそれはわかっていましたが、こんなに苦しい思いをたくさんしてきたのに、養育費しか要求しない選択が悔しくて、正直受け入れたくありませんでした。

あの人は、昔から誰からもガツンと言われた事無く生きてきました。なので、これを機会に第三者の法律家のプロから「あなたは間違ってるんだ」という事を、心が折れるくらい元主人をねじ伏せて欲しかったのです。

私がこんなに苦しい思いをした分、むこうにも精神的苦痛を味合わせたかったのです。それを両親に言うと、それは同じ気持ちだけど、結局はお金だぞと言われました。結局弁護士費用を払うのは自分で、でもこれからシングルマザーとしてやっていかなければいけないのに、そんないらない借金背負うことないだろうと言われました。

親権も空欄だった事だし、離婚届を先に出して養育費の調停を立てる選択肢を選んだ方が、今の私には1番いい方法なんじゃないかと説得されました。

私は、本当に悔しくてたまりませんでした。父が元主人に貸した、自動車免許代も踏み倒されるのがすごく申し訳なくて、余計元主人に対しての憎しみが増しました。しかし、両親のいう事は間違ってないのはわかっていました。

様々な葛藤の末、苦渋の決断でしたが、弁護士に依頼する事は諦める事にしました。

子どものために養育費だけはしっかり支払ってもらうと決意

ドラマのような弁護士なんていないんだなと改めてわかりました。
ある女優がやっていた離婚弁護士というドラマのように、正義感があって依頼者に寄り添いながら仕事をする弁護士なんて、ほとんどいないのでないかと思いました。

結局お金。何の為に法テラスがあるのかさえわかりませんでした。
救いを求めに弁護士に相談したのにも関わらず、私にとってはその相談ですら精神的苦痛となってしまいました。

調停は、もう辛い思いをする事が限界だったので本当にやりたくありませんでしたが、もう私には調停をやる事しか選択肢はありませんでした。
もう一度頑張る事ができるのか、非常に不安でしたが、子どものために養育費だけはしっかり支払ってもらうと気持ちを切り替えて心に決めました。

スポンサーリンク