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モラハラ夫とは早めに離婚する

モラハラは実際に経験した人でなければその辛さがわからないものです。結婚するまでは優しくて朗らかで、友人からも尊敬されているいい人だと思っていたのに、結婚したとたんに陰湿な精神的嫌がらせをするようになったという男性はけっこうたくさんいます。

こういったいわゆる「モラハラ夫」と生活していくのはかなり大変なことです。毎日自分の存在を否定するような言葉を投げつけられているとそれが一種のマインドコントロールとして働いてしまい、「自分は本当に価値がない人間なのかもしれない」と自己否定してしまうことにもなりかねません。

こういった生活を何年も我慢して続けていけばやがては神経症などの精神疾患へと発展していきます。できればそうなる前にモラハラ夫とはきっぱりと離婚する勇気も必要です。

離婚後の嫌がらせに注意

モラハラ夫の中には離婚後も嫌がらせをしてくる人がいますから十分に気をつけなければなりません。モラハラの加害者というのは精神的に問題を抱えていることが多いものです。

両親の愛情を十分に受けて育つべき乳幼児期に愛情が欠けていた、あるいは親が何かにつけて干渉してくるために自分をさらけ出すことができなかったという体験があるとモラハラ夫になりやすいのです。

威圧的な親の下で育ったために常に親の顔色をうかがい、気に入られるようなことしかやらない子ども時代を過ごすとその歪みが後になって出てくるわけです。こういった精神のアンバランスを妻を虐待することでなんとか支えてきたわけですから、離婚後も何かにつけてあなたを支配下に置こうとする可能性がありますので注意が必要です。

こういった元夫から逃れるためには、「離婚後のあなたと元夫には何の関係もないのだ」という態度をきっぱりと示すことが大切です。なまじかわいそうだなどと思ってしまうと相手はすぐにつけあがってしまいますので十分に注意してください。

ひどい場合には玄関先に待ち伏せされてひどいことを言われたり、あるいは職場にまで嫌がらせの電話をかけてくることなどのストーカー行為に及ぶこともあります。こういう被害にあったら迷わずに弁護士に相談して対策を講じてもらいましょう。

「二人だけで話し合おう」などという誘いには間違っても乗らないこと。そうしないとまた精神的な虐待が始まってしまいます。相手はあなたに嫌がらせをすることによって精神的に楽になろうとしているのです。

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