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モラハラ夫の豹変と人生のターニングポイント

上京

今から7年前、就職の為地元北海道から横浜へ上京した私は、大都市である場所で働ける事に希望に満ち溢れ、若さで気持ちがわくわくしていました。

とあるネイルサロンで勤務しました。そこで出会ったのです。私の人生を狂わせた奴に・・。

元主人(モラハラ夫)との出会い

上京して半年経った頃、勤務先のお迎えさんのお店がメンズのアパレル店でした。そのお店の店長が元主人でした。一目惚れでした。お付き合いするまではそう時間もかからず、お話をするようになり、連絡先を交換し、毎日メールをするようになり、2人で食事へ行き、2回目のデートでお付き合いする事になりました。

当初の彼は本当に気さくで真面目で、少しシャイだけど気配りがとても出来て、顔もタイプの理想の男性でした。私の自宅から勤務先が近かったので、彼が私の自宅に私物を置くようになり、この頃からわざわざ光熱費代をくれるようになりました。なので、お付き合いして1ヶ月くらいして同棲を始めました。

慣れない手料理を携帯で調べて、彼に喜んでもらう為に必死に作りました。彼は「めっちゃ美味い!俺マザコンじゃないけど、お母さんの料理美味しかったけど本当にこれ美味いよ!ありがとうね。」と喜んでくれました。

勿論、失敗した事も沢山ありますが、当時の彼は笑って誤魔化して「どーしたこれー!(笑)」と言いながらも完食してました。否定など全くしなく、私の全てを受け入れてくれていました。本当に幸せでした。あの頃は・・。

元主人(モラハラ夫)との交際時にした最初の喧嘩

お付き合いして一年程経ったある日、私は勤務先の友人と女子会をする事になり、久しぶりに夜から飲みに行きました。勿論彼には伝えましたし許可も得ました。

彼もそうですが、遊びに行く時は帰るときに連絡を入れるというのをルールにしていたので、前以て何時に帰るとはお互いしてませんでした。その日は久しぶりの飲み会でしたので、ガールトークも花が咲き、気付けば0時過ぎていました。

そんな時に彼からメールが来ました。

「まだ帰らないの?」と。私は、
「もう少ししたら帰るよ!ごめんね遅くなって」と返しました。

帰宅したのは1時。電気がついていたので、「ただいまー!」と言いました。
彼は寝ながら顔を伏せていて無言でした。私はもう一度覗き込みながら「ただいま、待ってた?ごめんね?」と声を掛けました。すると、

「今何時だと思ってんの?おっせーから。」かなり不機嫌でした。
怒った彼を見たのが初めてだったので、焦った私は「ごめんね、連絡も遅くなって・・でも今迄もそうだったし、○○もこのくらいの時間に帰ってきたりするじゃん。」と謝りつつも意見は言いました。すると、

「男と女は違うだろ。もういいよ、寝る。」とそのまま背を向けられ、何度謝っても無視でした。私は嫌われたと思い、夜も眠れずそのまま朝になっていました。

次の日は彼の方が出勤が早かったので早くに出て行きましたが、無言でした。私はもう一度謝らなきゃと思い、彼に切実に謝罪メールを送りました。すると、

「いちいちこんなのメールで送ってくるな。余計腹立つ。」と返ってきてしまいました。
なんで?謝ったのに・・どうしたらいいの・・別れを切り出されてしまう・・頭がパニックで、仕事中もそればかり考えていました。ところが帰宅後、そんな不安をよそにびくびくしながら「おかえり、本当にごめんね」と声を掛けると、

「あーもういいよ。」とだけ言われ、それからは何もなかったかのように過ぎました。それからは、彼の機嫌を伺いながら接していきました。

モラルハラスメントの前触れ

このような事がこの先2度ほどあり、私がお酒を嗜むとだんだんエスカレートし、壁を殴ったり声を荒げたり、激怒するようになりました。彼はアルコールが苦手なので飲めません。しかし、彼も仕事の付き合いで上司や後輩と飲みに遊ぶ事もあり、午前様な時もありました。しかも連絡無しの時もありました。

私は上記の一件から友人と飲む事はやめました。その代わり、飲むときは彼といる時にたまに1杯頼むようにしました。しかしそれも嫌だったらしく、彼の言い分は付き合う前に私に、酒豪な女性は苦手と言ったのに、お前はその時に私は飲まないから大丈夫だよと言っただろ。話が違うと言いました。

実際、わたしはそんな事は言ってません。全く飲まない訳ではないけど、泥酔したり、毎日飲んだりしないし、付き合い程度の飲酒くらいかなと伝えていました。そのメール履歴も残っていました。しかし彼は聞く耳を持たず、部屋の中で当たり散らし、しまいにはまた無視でした。

一度この件で別れようと言われましたが、すがりついて泣いてなんとか回避をしました。
なぜこの時に別れなかったのか、おかしい、自分は間違ってないと気付けなかったのか。ここが彼と離れる、一回目のターニングポイントを逃したと思います。

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