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何も知らないモラハラ夫、水面下で進める離婚準備

義母へモラハラ夫と離婚する意思を報告

実家両親へ、離婚の意思を伝えた後、子どもを迎えに義母の家へ行きました。子どもは満面の笑みで駆け寄ってきました。私は、ただいまと言い、ギューっと抱きしめました。

義母に行政書士から言われた事と、私の思いを伝えました。すると、
「そう、そういうのモラハラって言うんだ。でも、その通りかもね。あの子そういう所あるし。もうこればっかりはしょうがないよね。寂しくなっちゃうけどさ。私も一応あの子に連絡したんだけど、返事返ってこないのよ。あの子にはいつ言うの?」
と言われました。

私は、
「まだいつ言うかは決めてません。これから行政書士のアドバイスを受けながら進めていくので、自分が不利にならないようにしていきたいんです。なので、この事はまだむこうにも伝えないでもらえますか?」
と言いました。

義母は、
「わかったよ。もしあの子に話す時に私も同席した方が良いなら言ってね。弟もいた方が良いならそうするから。」
と言ってくれました。

子どもを預かってくれたお礼をして、自宅へ帰りました。朝方寝ていた元主人は、またどこかへ行ったみたいで、家にはいませんでした。ほっとしました。

「離婚の進め方」行政書士からのアドバイス

その後、行政書士に連絡をして、離婚の方向で進めたい意思を伝えました。その際に、今やっている元主人の家事はこのままやった方が良いのか、どのタイミングで元主人に離婚の意思を伝えたら良いのかを聞きました。すると、

「家事に関しては、やらなくても離婚するにあたって不利になる事はありません。ご主人様の分はやらなくて大丈夫ですよ。ご主人様に意思を伝えるタイミングですが、協議離婚でいきますよね?奥様が不利にならない為に、離婚協議書という、離婚するにあたっての条件を相手方に提示する書類を作られた方が、後々スムーズに進める事が出来ます。例えば、親権、養育費、慰謝料、財産分与など、決め事は沢山ありますので、口約束ではなく、きちんと書面に起こした方が後々揉めずに済むんですね。これを、自分で作成する事も可能ですし、料金は発生しますが、私が承る事も出来ます。離婚協議書が作成出来次第、ご主人様に離婚の意思を伝える方が良いと思います。その際に、ご夫婦2人ですとお互い感情的になってしまって話がまとまらない場合が多いので、出来たら第三者も挟む形をお勧めしています。離婚協議書の作成はどうなさいますか?」
と、離婚の進め方のアドバイスを受けました。

私は、初めての事で全く知識もありませんし、大事な事だったので、行政書士に依頼をする事にしました。

行政書士は、
「わかりました。では、これから進めていきたいと思います。メールで箇条書きで結構なので、ご主人様に要求したい事を送って頂けますか?いつでも結構です。わからない事があればすぐ聞いて下さいね。あと、日常でまたご主人様が帰宅されたり、何か心配事がある時も、電話でもメールでもいつでもご連絡下さいね。」
と、とても親身に話して下さいました。

この頃の私は、事務的ではないこの行政書士にかなり救われていました。

モラハラ夫には秘密、水面下で進める離婚準備

その後も、やはり元主人は突然帰宅したり、身勝手な行動は続きました。行政書士から、元主人分の家事はやらなくて良いと言われましたが、逆上されると怖かったので、洗濯だけはしました。この頃は、突然帰ってこられるとビクビクしたり、動悸がしたりしていました。

私は、離婚協議書に記載する要求を考え、行政書士とこまめに連絡を取りながら、離婚に向けて進めていました。

離婚協議書の内容

離婚協議書の作成は、本当に決め事が細かく沢山ありました。要求したい内容はどれも聞いた事はある言葉でしたが、詳しい意味などわからない事だらけで、これを自分で作成するのは到底無理でした。

この時の要求は、親権、養育費、慰謝料、私の父から借りている自動車免許代の返金、財産分与、公正証書、離婚に伴う私と子どもの引っ越し費用、今回行政書士に支払う費用を挙げました。

総額すれば、一月うん十万円にもなる額でした。元主人のお給料の半分以上にもなる金額でした。しかし、最初は金額を上げて提示しないと、話し合いの中で金額交渉が始まる場合がほとんどなので、最初は自分の要求をそのまま提示して下さいと行政書士に言われていました。
これらを要求として、行政書士にお願いしました。

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