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自分の尊厳を保つための心理とは

人は、自分より立場の弱い人を見ると、どこか安堵の気持ちを持ちます。モラハラ夫は、その心理が極端です。尊厳を保つために攻撃し、支配するようになります。機嫌の悪いときは、ちょっとしたことにも腹を立てて、執拗に責め立ててくるのです。そうやってあなたを責め立てることで、優越感を持ち、尊厳を保っています。

機嫌の良いときや、十分尊厳が保たれていると感じるときには、攻撃が一時的に止むでしょう。しかしながら、攻撃が止むのはあくまでも一時的でしかありません。イライラしたり、尊厳が保たれていないと感じたりすると、再びモラハラ攻撃が始まります。

モラハラ夫は、あなたを自分より下だと格付けしていますので、一緒にいる限り攻撃は終わらないと思っておいた方が良いでしょう。

自分は特別であるという思い込みがある

モラハラ夫は、自分が一番正しい、自分は特別であると思っています。そのため、あなたのちょっとした言動や行動に腹を立ててしまうのです。言葉の暴力を振るっているときでも、自分は特別な人間だから何を言っても許されると思っています。

特別な人間である自分と一緒にいられるのだから、何を言われても我慢するべきだとあなたに威圧的に接してくるのです。子どもの頃にあまりにも過保護に育てられた場合、この心理状態が強くなります。

逆に、満たされない幼少期を過ごしたことで、自信のなさや劣等感がある場合も、自分は特別だと思い込もうとしてしまうことがあります。どちらにしても、健全に大人として成長出来ていない証拠です。普通の大人であれば、人の痛みをわかり、共感してあげられるはずなのですが、モラハラ夫はそれが出来ないのです。

欲求が満たされない

モラハラ夫の特徴として、自分以外の人を悪く言うというものがあります。あなたの母親だったり、仲の良い友達だったり、あなた本人のことももちろん、色んな人の悪口を言ってきませんか?

何をしても欲求が満たされないため、人を悪く言うことで自分の欲求を満たしているのです。健全な心理状態の人からすれば、その言動は異常で、気の毒に思う人もいるかもしれません。でも、モラハラをする人は、これを異常なことであるという認識は一切ないのです。

人を悪く言うことで、ストレスが発散でき、先に書いたような自分の尊厳が保て、自分が特別であると思えるようになります。モラハラをする人には、そういう負のスパイラルが成り立っているのです。

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