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モラハラの定義とは?

セクハラ、パワハラ、モラハラ…現代の日本ではさまざまなハラスメントが社会問題になっています。『モラハラ=モラルハラスメント』で、精神的な暴力や嫌がらせを表す言葉です。

モラル=道徳、ハラスメント=不愉快な嫌がらせ、この二つを掛け合わせた造語です。最近では夫婦間での離婚の原因になることも多く、ニュースやワイドショーなどのメディアでもこの言葉が取り上げられる機会が増えました。

モラルハラスメントは精神的DVである

よく、肉体的な暴力DVと混同してしまう人もいますが、モラハラに肉体的な嫌がらせはないのが特徴です。DV被害者の体にはアザなどがあるため、周囲の人が気づいて介入することも出来ますが、モラハラ被害者の体に外傷は一切ないため、周囲が気づいて介入することが非常に困難なのです。

被害者が自分がモラルハラスメントの被害にあっているという『自覚』が必要になります。体に外傷は出来ませんが、日々精神的にダメージが加わるため、精神的なDVであると言えるでしょう。自分の人格を否定されたり、全ての悪い出来事の原因が自分であるかのように追い込まれたり、被害者は自分をダメな人間だと否定するようになってしまいます。

モラハラ夫とは?その代表的な三つの特徴

① モラハラ夫とは…家の中と外とでの顔が別人

モラルハラスメントの加害者になり得る人は、他人の目を必要以上に気にします。そのため、人の前では『良い夫』を演じるのです。優しくて家庭を大切にする夫、しっかりしていて頼りになる夫、仕事のできる夫を演じます。

そのため、第三者に相談をしても『まさか、あんなに良い旦那さんじゃない!羨ましい!』などと言われて、モラハラの相談をする相手さえいなくなってしまいます。これによって、私の考え方がおかしいのかな…と負のスパイラルに入ってしまうことも多々あるのです。

② モラハラ夫とは…自分の非を認めない

何もかも自分が正しく、自分は決して間違っていないと思い込むのも大きな特徴です。夫婦間で何かしらのもめ事が起こったとき、折れるのはいつもあなたであるならモラハラの可能性も考えてみた方が良いでしょう。

③モラハラ夫とは… 同情をひくのがうまい

モラルハラスメントをしているときは、非情な言葉を浴びせてくるにも関わらず、たまに同情をひくような言動をしてきます。

『お前がいないと俺はダメだ』『俺は誰からも愛されない人間だ』などと、同情心をひく言葉を口にします。あなた優しさにつけ入って離婚を切り出されないように、モラハラ夫なりの対策をしているのです。

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