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モラハラ夫の支配下での生活

母の優しさ

今までの暴言や否定された事、我慢してきた事、家出をした事、全て母に話しました。母は驚いていながらも私の体の心配をしてくれました。最近は泣いたり悩んだりの毎日だったので、また初期の時のように体調を崩すのではないかと気遣ってくれました。

元主人に対しては、「素直に言葉で伝えるという事がなかなか出来ない人だから、なんでも直球で言ってしまうんだよね。だけど、今あんたの状態をもっと理解しないとだめだよね。夫婦なんだからさ・・・」と言いました。

母も、この頃はモラハラなんじゃないかなんて思っていなかったので、単なる不器用な男性くらいにしか思っていませんでした。

「あんたはこれからどうしたいの?」と聞かれたので、
「離婚はしたくない。これから子どもが産まれるのに1人で育てていく自信もない・・こんな目にあってもまだ好きだし・・ちゃんと話し合って気持ちをわかって欲しい。」
と言いました。

母は、
「そうだね、子どもが産まれたら父親としての自覚も出てくるだろうし、あんたに対しての見方も変わると思うよ。もう1度きちんと話し合った方が良いよね。お母さんからも一言むこうに連絡入れるからさ。泣いてばかりいたら赤ちゃんに伝わるからね!気をしっかり持ちなさいね!」と励ましてくれました。

母の優しさにまた涙が出ました。

モラハラ夫からの洗脳と盲目的な愛の落とし穴

その後、母は元主人に電話をしました。怒る為に掛けたのではなく、今回の経緯と元主人の言い分と、私に対しての接し方を第三者として聞き、助言をしました。元主人は終始態度も良く冷静に話していたそうです。

母から聞いた話では、
「色々言ってしまったり、悪いと思っていながらも謝れなかったのは事実で、申し訳ないとは思ってる。でも、あんなに怒るとは思っていなかったし、前は泣き叫んだりあんなに取り乱さなかったので、どうしたらいいかわからなかった。

昨日まではもう結婚生活を続けていけないかと思ったけど、今はちゃんと話し合おうと思っているので、もう1度やり直したいと思います。」と言っていたそうです。

私は、
「今日、むこうが帰宅したらもう1度ちゃんと話そう、やっぱり不器用な性格だから、私がカリカリ怒っていたらだめなんだ。もっと私が聞き流すくらいにならなきゃ夫婦としてやっていけないもの。私が大人になって、またやり直そう、家出をしてしまったことは謝ろう。」と決めました。

人を愛しすぎると盲目になるとはまさにこの事だなと思います。相手に固執するが故に、正常な判断も出来なくなり、自分が我慢すれば別れを告げられる事はない、円満に夫婦として続けられる、と思い込んでしまっていました。

それに加えて元主人のモラハラだという事も気付いてないので、元主人の思うがまま、私がコントロールされていってるのもわかっていませんでした。

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