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モラハラは精神的・モラル的に嫌がらせや虐待

最近、「モラハラ」という言葉が話題になっています。モラハラとは「モラルハラスメント(仏 harcèlement moral)」の略で、身体の暴力は使わなくても精神的・モラル的に嫌がらせや虐待をすることを指します。

このモラハラは経験した人でなければ理解できない非常に辛いシチュエーション。特に夫からのモラハラを受けている場合には他人にはなかなかわかってもらえず、一人で苦しまなければならないこともしばしばです。

肉体的な虐待や暴力を受けないので証拠もないのがこのモラハラの特徴です。心の傷は深いダメージとなって残り、それが高じて病気にもなりかねませんので早めに対処したいものです。

弁護士に有料相談あるいは無料相談するのがおすすめ

モラハラ夫の中には家の中でも外でも同様に妻に精神的な嫌がらせをする人もいますが、これはまだいい方で、悪質なのは家の外ではいい人と思われているのに一歩家に入って二人だけになるとねちねちと虐待してくる卑屈なタイプです。

友人や家族に相談しようとしても外ではいい夫の役を完璧に演じているので、誰も信用してくれません。こういう場合は弁護士などに有料相談するのも一案です。弁護士は各々に得意分野がありますのでモラハラを専門に扱っている弁護士に有料相談すると良いでしょう。

弁護士の有料相談料は30分で5,000円が相場ですが、事務所によっては最初は無料相談を行うところも多いので、モラハラがひどくなる前にいい弁護士を探して無料相談を受けるといいですね。無料相談でもかなりいいアドバイスを得ることができます。

離婚を考えているのなら、着手金として10万円〜20万円を見積もっておけばいいでしょう。調停離婚に持っていくのであればこれに20万円〜30万円がプラスとなります。調停離婚では相手と顔を合わせる必要もないので精神的にもプレッシャーがかからないというメリットがあります。

弁護士に離婚などを依頼して成立した場合には報奨金として30万円〜50万円を支払わなければなりません。さらに離婚した夫から慰謝料を支払ってもらう取り決めになった場合には支払われた金額の10%から15%を弁護士に払うことになります。

長い年月モラハラの被害を受けていると、気力がなくなって自分一人では夫に面と向かって対峙できなくなることも多いので、弁護士のようなプロに間に入ってもらわないと事態をきちんと解決することができません。

また、離婚をしたいというよりは現在の状況をよく分析して打開策を見いだしたいというのであれば心理カウンセリングを受けることをおすすめします。

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